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自分よりも会社を優先させて考える【Happy night通信 vol.226】

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稲盛和夫

商売に限らずだけど、利己的なモノにフォーカスすると誰も応援してくれなくなる。
してくれる人はせいぜい自分に見返りを求めずに愛してくれている人だけだ。

流行りの歌や心打たれるポエムならそんな話もいいだろうが・・・

商売となると別物だ。

商売には一緒に働いてくれる誰かがどこかにいるはず

自分一人でやっているつもりの自営業の方々も
よくよく考えると誰かか誰かが作ったシステムがないと自分の収入は途絶える。

考えてみて下さい。お勤めの方も、自営業の方も経営者の方も
自分の普段の中からこれが止まったり、無くなったら自分の収入が減ったりなくなる
そんな人やモノやことやシステムがあるでしょう。

その人達に利益やご利益があるように常に商売をする人は考える必要があるのです。

すると、自分の利益はいらないと言っても入ってくるようになるのです。

この辺のことは僕も、沢山稼いでいてもずっとあたまでしか分かっていなかったです。

例をあげると、株式市場に株を上場するには、2つの方法があります。

・会社の現在の株主の株を店頭に出して新しい資本を取り入れる場合
・新株を発行して株式市場にも参加してもらい新しい資本を取り入れる場合
の2つです。

前者の場合、経営者やその他の株主にプレミアが入ってくるので、その人達は大変な利益を手にできます。
後者の場合、全て簿プレミアムは会社のモノになります。

会社の力がつくので、経営者の利益は短期の利己的なもの方長期な全体的な利益になります。
50億円株で儲けるよりも、毎年5億円を50年間貰うほうが凄くないですか?

しかも、会社は大きくなり、社員の給与も増えて良いこと尽くめです(^^)

これが、家庭のことでも同じです。
自己中心的な親っていると思うんですよね。

給与を自分の楽しみのために使うことを優先している人
その人が悪いというのではなく、父親としてのアイデンティを発揮するなら
長期的な家族の反映を考えるなら、子どもへの未来へ投資したりや家族の環境づくりが先では
ないかと考えます。

なので、もしも今から脱サラしたり起業を考えている人や新規事業を考えているなら

自分の利益を1番後回しにして、組織やお客様が喜ぶことに焦点を当てることで
長期的な収益をもたらすことができるのだと意識しておくことだと思うのです。

・家族のためにあなたがお金や時間を使っていることはなんですか?
・あなたがやっている商売で誰と誰の利益をあげようと考えていますか?

まずは、家族だと思います。
その上で、会社です。
その先に社会がなります。

どちらからの順番でも物事を考えるか?
その視点の持ち方でも、視えてくるものはかわるんですよね。

将来のお金の不安お持ちの方も多いかと思います。
また、今の仕事に満足できず、不満たらたらで日々過ごしている人も多いと思うんですよね。

【自分の個人的利益を優先するか。集団の利益を優先するかの選択を迫られた場合、常にためらうこと無く集団の利益を優先させることが、リーダーとして基本的な道徳的義務なのです。】

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