起業する時、さしあたって当然のことですが
考えないといけないことがあります。
それは
資本を増やすために何ができるか?
ということです。
自分の事業においての準備金です。
当面の種銭であり、運営費であり、何かあったときの責任を果たすために使われるお金です。
これがあると、メンタル的に不安なく動くことが可能です。
メンタル的に不安がないということは、、、物事がうまくいくためには必須事項です。
整えること=商売になるのです。
これに関しては、他の章でいずれ話ますね。
整えておくほどに、商売は儲かるんだと考えてもらえばいいです。
僕はこんな体験をしたことがあります。
以前、僕が某協会の理事長をしていたときのことです。
協会の運営が金銭的に上手く行かなくなっていた時に
理事たちは節約の方法を考えていたのですが、前会長だけが違うことを言い出しました。
『こんな時こそ、宣伝に費用を掛けるんだ』
ってなことでした。
上手く行かない時は節約することはとても大事なのですが
もう一歩踏み込んで攻める勇気が必要なのだということです。
ちなみにその協会は、潰れずに窮地を脱したのです。
攻撃は最大の防御という言葉がありますが、全てに通ずるわけではありませんが
この意味するところは大きいです。
やってはいけないこと、それは守りに入るということです。
上手く行かないことのエネルギーを引き込んでしまうことになります。
お金の不安をなくすために、無駄を減らしてお金を貯め込むことより
みんさんが持つ起業する時の2つの感覚
・先行投資することで、今あるものが減ることへの不安の感覚
・先行投資することで、今あるものが増えることへの希望の感覚
のうちから次のものを手にすることです。
『稼ぐ力』を身につけてしまうことが1番の近道なのです。
稼ぐ力さえあれば、お金を恵んでもらう必要はなくなります。
自分で作り出せばいいんですから・・・
だからこそ、無駄金は使わずに、自分の稼ぐ力を磨くために
自己投資することが大切なのです。
みなさんが意識するべきことは
1.無駄金は使わないこと〜
2.将来の稼ぐ力に繋がることだけにお金をつかうこと〜
なのです。
『あなたは普段何に無駄金を使ってしまっているでしょう?』
『あなたが投資すべき稼ぐ力はなんでしょう?』