「市場が価格を決める」
おはようございます。伊木ヒロシです。
こんな公式があります。 価格=原価+間接費+利益
これは、商売をするときに仕入原価から価格を決める公式です。
ところが、稲盛塾ではこう考えるそうです。
” 価格は自由市場のメカニズムによって決められるべきもの ” だから、お客様に決めてもらった
価格に対して、原価コストを落とすこと無く、可能な限り間接費を抑えて利益を頂くことだと。
当たり前の事なのですが、多くの商売人は利益を最大限に置くために、原価率を下げたりします、飲食関連で原価率を30%以下にするとまさに美味しくなくなります。それで、客は来なくなるわけです。
セミナーなどを例にあげると
会場費+移動費+飲食+広告代+スタッフ経費+テキスト印刷代・・・
なんてわけで 原価にあたるものは今までに自己投資につぎ込んだ費用に当たりますから1000万以上ですが、それは身についたものですから、ここでは実際には費用が掛かりませんから原価率0%と考えれます。
すると、セミナー価格を市場で敵なしの料金に設定すると、セミナーの利益を圧迫するものは
会場費+移動費+飲食+広告代+スタッフ経費+テキスト印刷代だけになりますよね。
参加者が気持ちよく参加してもらうためには会場費はそれなりに必要になりますから
移動費、広告代、スタッフ経費、テキスト印刷代などで抑えることになりますよね。
なんて感じにコンサルティングでは計算しながら相手の売上を伸ばすだけでなく、間接費を抑えることと
原価率を抑えることを主に考えるわけです。
よく付き合いでどこそこのものを仕入れなくてはならないからとお店で扱うものの原価率を下げれる商品があるのにそちらを選ばないとしてそれが売れなければ、もし他の製品をお店に置いたときの利益がはるかに付き合いから海出されるものより大きいのなら、理由を相手に伝えて、仕入先を変えることがお客様のことを再優先で考えている商売人だといえます。
お客様より対面や付き合い優先にしなければならない思考は市場が値決めをするという原則を無視したボランティア活動か、自分の理由や対面を気にした恐れからの選択ではないのでしょうか?
【お客様の要求と願望を全て満たしながら、利益を最大限までのばすこと、之がビジネスの本質】